ダッチウエストジャパンの薪ストーブは、誰でも簡単にメンテナンスできるのが魅力のひとつです。着火と同じく、手順に慣れてしまえば自分でできることばかり。もちろん、ストーブ販売店に依頼してもOKです。
メンテナンスは、次のシーズンも快適で安全なストーブライフを送るための健康診断。煙突に付着した煤やタールの量は、負担をかけ過ぎた使い方をしていないかどうかを判断する目安になり、ストーブをより長持ちさせることにもつながります。
機種によって異なりますが、主なお手入れ・点検箇所は次の通り。手順は取扱説明書に記載してありますが、最初のメンテナンスは販売店に依頼して、コツを教えてもらうとより安心。実際に見てできそうと判断したものは、ぜひ次のシーズンから挑戦してみましょう!
点検項目 | 要領 |
---|---|
ドアガラスの清掃 | 煤・タールの除去、破損の有無の確認 |
灰受け皿 | 溜まった灰の処理 |
再燃焼ボックスの清掃 | 溜まった灰の処理 |
点検項目 | 要領 |
---|---|
煙突の清掃 | 煙突内部の煤・タールの除去 |
炉内の清掃と点検 | 煤・タール・灰の除去 |
各部ガスケットの点検 | 剥がれ・劣化の点検、交換 |
ドア調整 | 密閉具合の点検・調整 |
バイパスダンパー調整 | 密閉具合の点検・調整 |
再燃焼ボックス | 溜まった灰の処理、交換 |
エアーコントロールレバーの点検 | 稼働部の調整 |
ガラスの点検 | 煤・タールの除去、破損の有無の確認 |
ストーブの塗装補修 | サビ・塗装の剥がれの補修 |
秋 | 運転前の再点検(上記点検項目参照) |
冬 | シーズン中のお手入れ(上記点検項目参照) |
夏 | シーズン終了後のお手入れ(上記点検項目参照)本体のお手入れは煙突掃除後がおすすめ |
春 | バイパスダンパー及びエアーコントロールを開け、空気を対流させる |
プロの目で煙突とストーブ本体を隅々まで細かくチェックしてもらい、しっかりメンテナンス・修理してもらうことで、安心して長く薪ストーブライフを楽しめます。
薪ストーブをシーズン中は毎日使うという方は3年に一度、時々使う方は5年に一度を目安に、ストーブ販売店にフルメンテナンスを依頼しましょう。
メンテナンスの中でも、煙突掃除は本体の手入れよりも重要なポイント。
煙突に煤やタールが詰まった状態で薪ストーブを使用すると、煙道火災の危険性が高まりますので、必ず、最低でも年に1度は行ってください。
また、高所での作業は危険を伴います。無理と判断した場合は、ストーブ販売店へ依頼しましょう。